harumix’s blog

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【腹式呼吸】ドギーブレスにチャレンジ!


こんにちは。春宮楓です。

 

今まで私がレッスンを受けてきた中で、この発声凄い効く!と思ったもの。

ドギーブレス!!!

(名前は最近知りました)

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直訳すると「ワンちゃんの息」というそうです。

Daddyと同じで、Dogの愛称がDoggyっていうみたいです。

英語はよくわからん。

 

 

 


 腹式呼吸の見つけ方

ドギーブレスは、腹式呼吸でやります。

はい、じゃあ腹式呼吸やってー!といっても、どうやるの?わかんねーからブログ読んでんだよ!!ってなりますよね。

 

文字だと限界がありますが、出来得る範囲で解説してみます!

分からなければ例に習って、ツイキャスで聞いてください!

 

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まず、横になります。そしてお腹の上に辞書など、ちょっと重いものおきます。

呼吸します。本が動きます。

腹式呼吸が出来ました。

 

本を置いたほうが抵抗感があるので、ここ!というのが分かりやすいです。

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次に、立った状態でさっき抵抗があったおなかの部分が膨らむように呼吸します。

 

この時、腰に手を当てるのですが、位置的にはくびれの少し上の辺り。肋骨のすぐ下の辺りです。

最初はよくわからなくても、とりあえずおなかを呼吸に連動させて動かせばOK!

 

 

ただし、一つ大事な注意点!

呼吸とともに、方が上下に動いていないかよく注意してください!

動いている場合は一度肩に力を入れて、すとんと力を抜く、を何度か行って、力を抜いた状態で肩が動かないようにおなかをふくらまらせながら呼吸します。

 

 

これでとりあえず、腹式呼吸が出来るようになりました。

息を吐く時の腹式呼吸は、絶対におなかをへこませません。

 

harumix1218.hatenadiary.com

 

こちらでも紹介していますが、今一度、やり方を再度説明していきます。

 

 


腹式呼吸で出す声の出し方

 「おなかで声を支える」というのを聞いたことがあるでしょうか?

腹式呼吸をするうえで、「声を出しながらお腹をへこませる」ということをしてしまうと、声を支えることが出来ません。

 

それでは、どうやって声を支えたらいいのか?

 

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さて、もう一度仁王立ちをしてください。

手の位置は、くびれより少しだけうえ、肋骨の真下の辺りです。

 

親指が背中、4本指がおなかに来る状態がいいと思います。

 

色んな例を使って説明してきた中で、これが一番みんな理解が早かったので、この説明でいきます。

 

エストを細く見せようと見栄を張るように、きゅっとお腹に力を入れてへこませてみてください。

(みんな、ウエストきゅって細くするのってやっぱやるの?)

 

その時、肩を含め、上半身がきゅ~っと上に上がっていく感じがしていませんか?

 

上に上がったように感じる上半身の内側を、ぐ~っと下に下げて、細くしたウエストを外側に外側に広げて、おなかを膨らませてください。

この時、下に下げると同時に肩の力が入っていた場合は肩の力もすとんと落とすように力を抜きましょう。

 

肩の抜けない!という時は、一度肩だけに力を入れて、すとんと落とすのを何回か試してからもう一度やってみてください。

 

この、細くしたウエストを外側に外側に広げて、おなかを膨らませながら、ゆっくり息を吐きます。

 

これが、おなかで声を支える、という感覚です。筋力次第で長く支えられるようになるので、このおなかの動きを寝る前や電車に乗っている時に1駅分、など決めて毎日やると、内側のお腹の筋肉が鍛えられます。

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理想は、親指が当たっている背中もぴくぴく動くようになることです。

 

正直使わない筋肉なので、1日や2日で動くようにならないんですが、インナーマッスルで日々筋トレをしている人はすぐに動くかもしれません。

 

内側から外側に向かって、おなかだけでなく背中も広げます。

 

それでは、この呼吸法を使った「ドギーブレス」について解説していきます!

 

ここまで試してくらくらしてきた人は、今日はもうやめ!明日チャレンジしてください!

 


ドギーブレスのやり方

はい、本題のドギーブレスです!

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この、おなかの内側から外側に押し出す力だけで、「ハッハッハッハッハッ」と息を吐きます。

 

犬がする「ハッハッ」という声をイメージして出します。

それだけ。でも、かなりきついです。

 

しかしこれにより、息と腹式を無意識につなげる癖を作ることができます!!

 

呼吸方法に慣れてきたら、「ドミソミド」と、おなかだけの力を使って音とり練習をします。

本題なのにこれだけで終わってしまった。

 


ドギーブレスでビブラート!

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みんなが大好きビブラート!!

ビブラートにもいろんな種類がありますが、まず一つがこれ!

 

ビブラートは、このお腹を震わせる力でやると、深いビブラートが出ます。バラードとか、洋楽、落ち着いたフレーズ部分とかだとこれが合いますね!

 

私が得意なビブラートもこれです。喉がそんなに強くないので、全部お腹使ってやっちゃいます。

 

まずはお腹をグウウッと広げて支えながら、「あーーーーーー」とまっすぐな声を出します。

 

そのあと、「あ~~~~~~~」というビブラートを、おなかに力を入れて、息を揺らします。

腹式呼吸使いこなさないと難しいです。

ドギーブレスでお腹の動きと息が自然に連動してきたら、ああ!これか!ってわかるようになると思います。

 

ドギーブレスは腹式運動と呼吸を直結させる練習で一番早く成果が出ます。

お腹を外側に広げながら息を吐くことに慣れたら、どんどん挑戦してみてください!

 

くれぐれも!!!!酸欠で倒れないように!!!!

 

 

春宮楓

Twitterhttps://twitter.com/harumix1218

HP:https://harumix.webnode.jp/