【リズム編】1つの曲を徹底的に練習する2
こんにちは。春宮楓です。
今回はリズムでお悩みのあなたに!私に!!
1つの曲で行う、リズム取り方、練習の仕方をご紹介します!
ちなみに以前、一つの曲を徹底的に練習する方法をご説明しました。
こちらも実践してみてください!
リズムで失敗している例
私は実は、リズムが一番苦手です…。
リズム感は運動神経にも直結するといわれるそうですが、私はその運動神経が皆無!クラスで下から数える程度の運動神経です!
腹筋と反復横跳びだけ、平均よりちょっと上、くらいでした!
でも、コーラスきれいな代表曲だとも思ってるのでコーラスは褒めてください。
すごーい!パチパチ
この歌の何がずれているかというと、
『妄想感傷代償連盟』
妄想感傷代償連盟
愛を懐いて理想を号んだ
例えばこの「愛」の拍がタイミングがゆるゆる(特にラスサビがひどい)
『消えてしまえたならいいのに、なんて』
なんかもう全部ガタガタ
コメントでも来てますね…リズム勿体無い。
もしこれらを聞いて、そんなに気になる?という方は、絶対にリズム練習を行ってください!!!
もちろん違いが分かる方も、練習していってね♡
曲を聴きながら、まずは4拍子をたたく
とても基本的なことですが、とても大事なことです!
歌詞のどの部分が1拍目に来るかなど、案外ずれていることも多いんです!
そのため、まずはリズムだけに集中して音楽を聴くということがめちゃくちゃ大事!!
昔いつもリズムが走ってしまう(元の歌より早いリズムで歌ってしまう)生徒がいたんですが、この歌を1週間歌うの禁止!発声練習だけして、とにかくいつも歌ってる時間は歌わずに曲を聞いて、リズムをたたき続けて来い!と言ったら、とてもよくなりました。
本人もノリノリで歌いやすくなった!と言ってくれて大満足。
でもたぶん、彼は我慢できずに歌っちゃってたと思います笑
リズムが合えばドラムやギターも自分のペースと同じメロディやコードで演奏が入るので、とても共鳴した気持ちの良い歌を歌うことが出来ます!
まずは聞きこんで、1,2,3,4とリズムを刻んでください。
もうそう かんしょう だいしょう れんめい
1 2 3 4
こんな感じですね!
1拍目と3拍目で強弱をつける(4拍子)
今回は基本の4拍子の曲で説明しています。
4拍子の曲は、1,2,3,4と拍を数えますが、これらの拍は
強-弱-中強-弱
と、拍の強さが決まっています。
もうそう かんしょう だいしょう れんめい
1 2 3 4
こんな感じ。そうするとリズムにキレがうまれ、抑揚をつけることが出来ます。
この曲では、この後続く
あいをい だいてり そうをさ けんだ
1 2 3 4
この「あい」の部分が特に流れてしまって、リズム感が狂って聞こえます。
リズムがあっていても、アクセントがないことで間違って聞こえることもあります!
この拍やアクセントの意識をしっかりつけて、曲をまず聞くことから始めましょう!
手でリズムをたたきながら歌う
続いて、実際に歌います!
録音とかはもう二の次で、拍を数えながら歌います。足とかたたきながらリズムを取りましょう。
歌い方とか声の出し方とか、とりあえずおいておいて、まずはリズム通り歌ってみます。
その時に、
オケと合ってて気持ちいい!
と思ったらとりあえず一旦合格!
もしそのあと練習を続けて行くうちに
なんか違和感を感じるな
と思った時にもう一度リズムを刻み直したりして、微調整をしていきましょう。
とりあえず一回でもリズム通りにして体が覚えることが大事。
でも、人間は忘れるものです…。時々この練習を繰り返すようにしましょう!
リズムがずれてもいい時がある
もしあなたがノリノリで歌えて、声もとても気持ちがよくて。
でもここだけ!ここのリズムだけずれた!!!
それは思いが先走ったものであり、間違えているわけではありません!
そういう時は、それをMIX師に伝えましょう。
「サビのところすごくいい感じに録れたんですけど、リズムがちょっとずれちゃったんです。何度か録り直してみたけれど、これ以上のいいテイクが録れません。何とかなりませんか?」
この一言があるかないかだけで、MIX師さんも対応や受け止め方が変わります。
何とかしてやんよ!任せな!
ってなる人が多いんじゃないかな。
ただし、第三者というMIX師の視点で聞いた時に、
「サビ確かに声はいいけど、この部分もこの部分もずれてて、ここはノイズが入ってるので、かえって録り直したほうがいいかもしれません…。」
という悲しい返答が返ってくることもあるかもしれません。
しかし、それだけ真摯に答えてくれるというのは、あなたの音源をしっかり聞いてくれたからこそだということ。
とはいえ、この作品は「あなたが歌った、あなたの歌」です。
あなたがどうしてもこのテイクでやりたいと思う場合は、きちんとそれを伝えましょう。
この人はわかってくれない…としょげる必要はありません。
思いがあれば、きっと相手も応えてくれると思います。
どうしてもリテイクが難しい場合はMIX師さんにお任せをして、出来うる範囲は録り直しも相談して行えるとより良い音源が出来上がると思います!
基本の基の字だけ。でもそれが大事。
今回はこれだけにとどめます!
当たり前なこと、簡単なことばかりでしたが、その当たり前が案外できないものです。
しっかり基本を練習したけどずれたもの
何もわからずにただただ間違えているもの
では、差ははっきりと違います。
分かる人にはわかります。
素人であっても、歌を聞きなれている人ならわかります。
さらに、楽しく歌うためにもリズムはとても重要です!
こちらも参考に、大好きな歌をより楽しく、素敵に作り上げていきましょう!
録音時のリズムの入れ方などは、次回ご紹介したいと思います!
春宮楓
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